都留機織唄


唄 加々美絹子

1 拝みあげます 機神さまに
  三日に一疋
  織れるよに 織れるよに
  
2 唄はよいけど お話ゃおよし
  話ゃ仕事の 
  じゃまになる じゃまになる
    
3 真木の霜ふり 田野倉萌黄
  谷村繻子織
  博多織り 博多織り
  
4 紬勝山 すか織小沼
  大幡大吉
  万ごうし 万ごうし


5 唄は歌いたし 唄の数は知らず
  唄のお師匠が
  あればよい あればよい
  
この唄は寛政の頃から郡内織物づ
くしとして歌われていた唄を編曲した
ものであるが自動織機に改良された
現在では、長閑なおさの音と共に消
え去ってしまった。