小さな日記

作詩 原田晴子 作曲 落合和徳

昭和43年

唄 フォーセインツ

(1) 小さな日記に つづられた
  小さな過去の ことでした
  私と彼との 過去でした
  忘れたはずの 恋でした

(2) ちょっぴりすねて 横向いて
  黙ったままで いつまでも
  やがては笑って 仲直り
  そんな可愛い 恋でした  

(3) 山に初雪 降る頃に
  帰らぬ人と なった彼
  二度と笑わぬ 彼の顔
  二度と聞こえぬ 彼の声

(4) 小さな日記に つづられた
  小さな過去の ことでした
  二度と帰らぬ 恋でした
  忘れたはずの 恋でした

昭和43年神奈川県の足柄上郡の会社の寮で生活していた頃、ギターの名手が一緒だった。高校時代ギターに憧れていたがギターを購入できる余裕などは無かった。
 賞与をもらった日に衝動買いでギターを買ったが、チンプンカンプン。教則本で少しづつ始めたがハ長調の音符を弦で引き出すくらいで何も出来なかった。このとき少しその名手に手ほどきをうけ、我流で音を少し出せるようになった。そんなときのめぐり合わせの中で、この歌を知った。
 若き寮生活を思い出させる曲なのです。