柚子(ゆず)のお話し

中国の揚子江上流が原産地といわれ、ミカン科の果実です。日本には、奈良・平安時代にはすでに植えられていたことが、古文書に記載されています。

優良な柚子の産地は山間部に多く、平均気温も 1215度のあたりが適地とされ、他のかんきつ類に比べ冷涼なところが良いとされています。日本では埼玉県が全国有数のゆずの産地で、特に毛呂山町桂木地区が古くからの産地だったことから、「桂木ゆず」の名前で知られています。

夏の緑色の青柚子、秋からは黄色の黄柚子と、1年を通じて日本料理に欠かせない果実です。

果皮がゴツゴツしているものが良いでしょう。

果皮には温州みかんの約4倍のビタミンCが含まれています。果汁にはクエン酸や酒石酸などの有機酸が多分にあり、疲労回復効果も期待できます。保存方法としてはポリ袋などで乾燥を防ぎ、冷蔵庫などの冷暗所へ、丸ごと冷凍保存もできます。

果実はそのまま生食することはなく、皮には独特の甘い芳香とさわやかなほろ苦みがあり、すりおろしたり、細かく刻んだり、薄く切り取ったりして汁物の吸い口や、煮物、酢の物などの香りづけにもちい、また、料理の器代わりにも利用します。果汁は酸味が強く、食酢として用いられます。

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