みかんみかん(温州みかん)のお話し

英名サツママンダリンです。我が国の原産で西暦1600年頃、鹿児島県長島で偶発実生として生じたとされます。我が国の気候風土に適して栽培しやすく、果実の品質もよいので関東以南の太平洋岸、中四国、九州で栽培され、果樹の中では最も生産量が多くなっています。

果実は平均100g位の扁球(へんきゅう)形です。果面は黄橙(おうとう)色、滑らかでつやがあり、美しいです。果肉は濃橙色で柔軟多汁、香りは乏しいのですが甘酸適和で食味良好です。ビタミンCが豊富なことからも、冬の代表的な果物です。

果肉のシロップ漬けやジュース原料としての加工適性も優れ、生産量の2〜3割が加工用になっています。枝変わりを生じやすく、その中から多数の優良系統が選抜されています。熟期別にみても、9月の早生から12月の晩生までほとんど切れ目がありません。最近ではハウス栽培による6〜7月の早出しも行われています。今年は、みかん栽培では表年で豊作な為か価格も例年より安く、また、甘い物が出回っています。

 
                               Copyright (C) 2002 有限会社シーランド All right reserved.