柿柿のお話し

カキ科の落葉高木。東洋原産。日本にも太古の昔から存在し、北海道を除く全国各地で栽培されています。

種類は、甘柿と渋柿に大別されます。品種の数は非常に多いのですが、市場出荷を目的とした品種は限られています。甘柿の主な品種としては、富有・次郎・松本早生富有・早生糸次郎・西村早生・御所・禅寺丸が、また、渋柿では、平核無(ひらたねなし)・刀根早生・蜂屋・甲州百目・西条・愛宕・会津身不知(あいずみしらず)などがあります。

柿渋は、タンニンで果実中に点在するタンニン細胞中にあります。甘柿では、分子間呼吸によってアセトアルデヒドを生じ、これがタンニンと反応して不溶性コロイドに変わり渋みを失います。甘柿にある黒い斑点は、タンニン細胞が変化したものです。柿渋は、日本酒製造時の清澄剤に、また、染色などにも利用されます。

ビタミンA・Cが豊富な果物です。甘柿は、そのまま生食できますが、渋柿は渋抜きしてから食べます。サラダや柿なますなどの料理にも用います。

また、柿の若芽を取って蒸し乾燥させたものは、夜尿症にきく漢方薬として昔から飲用されています。

 

                        Copyright (C) 2001 有限会社シーランド. All right reserved