みどりの雨

作詩 丘 灯至夫 作曲・編曲 古関祐而

昭和28年
 

 唄 藤山一郎

1 夢を結んだ あの芦ノ湖に
  浮かぶボートの 懐かしさ
  カラーフィルムに 残した君よ
  ああ 思い出の
  箱根に みどりの 雨が降る
    
2 ゴルフ帰りの セダンが走る
  乙女峠に ほろほろと
  散り行く花よ 城山桜
  ああ 美わしの
  箱根に みどりの 雨が降る
  
  
  
3 宿の小鳥も 別れを惜しむ
  登山電車に 昼の雨
  湯けむり淡く さよならさらば
  ああ ロマンスの
  箱根に みどりの 雨が降る