甲州よさこい
 
   
    唄 竹花千草

 ハ〜
 よさこい踊れば 下駄の歯が欠ける
 欠けりゃまた買う また欠ける

 ヨ〜サコイ マッタクダヨ

 踊り踊りたし この子が邪魔だ
 この子守りする 守がなし

 ヨ〜サコイ マッタクダヨ

 盆が来たので お寺の庭で

  十九二十の 声がする
 ヨ〜サコイ マッタクダヨ

 甲州良いとこ 一度はおいで
 ぶどう水晶の 名産地
 ヨ〜サコイ マッタクダヨ

 思い直して また来ておくれ
 鳥も枯れ木に 二度止まる
 ヨ〜サコイ マッタクダヨ
 
 山が高うて 甲州が見えぬ
 甲州恋しや 山憎や
 ヨ〜サコイ マッタクダヨ
  
 そうだそうだよ 塩山山は
 ほかにゃ木はない 松ばかり
 ヨ〜サコイ マッタクダヨ
   

大正時代の初めに山梨県の東山梨郡地方で唄われていた盆踊り唄で、放送で
紹介されてから一般に知られるようになりました。
曲目は、囃子言葉の「ヨサコイ マッタクダヨ」からつけられたものとおもわれます。
「ヨサコイ」は「夜さ来い」(今晩いらっしゃい)という意味のようです。