甲府城物語 |
1 めぐる石垣 追手門 桜吹雪の 城あとは えにしゆかしき 一条小山の城下町 堀は水澄み 雲うつし 櫓太鼓の 夕映えに 鶴が舞う舞う 甲府城 2 淡い夕月 袖に濡れ 姫のおもかげ 夜の宴 誰を慕うか三十一文字の恋の和歌 甲府勤番 旗本も こころ燃やした 天守台 夢を呼ぶ呼ぶ 甲府城 詩吟 山紫水明 天地清し 逸材傑出す 甲斐の里 回顧す興廃君知るや否や 一夢春秋 舞鶴の城 3 冨士をはるかに 愛宕山 しのぶ甲斐路の 謝恩塔 ときは流れて 甲州軍団春四月 あがるのろしに 信玄の 駒もいななく まつり晴れ 風が吹く吹く 甲府城 |