かいじ子守うた  

    作詞曲 小俣八郎  編曲 勝俣健治

               
       唄 富士見早苗  
 
1ねんねころりと 裏戸を出れば
 青いブドウが目にしみる
 坊やきかそか 縁故節
 「来たら寄っとくれんケ
  来たら寄っとくれんケ
  甲斐路の旅はよ(アリャセコリャセ)
  ブドウ娘が ブドウ娘が
  出て招く ションガイナ」
 サーアサ 唄うから ねんねしな


2この児よう泣く ねんねんころり
 川じゃ河鹿も鳴くものを
 坊やきかそか 縁故節
 「河鹿ホロホロ 河鹿ホロホロ
  釜無下りゃよ(アリャセコリャセ)
  鐘が鳴ります 鐘が鳴ります
  七里岩 ションガイナ」
 サーアサ 唄うから ねんねしな


3泣くな良い児だ 男児じゃないか
 子守するおらんちは 泣かぬもの
 坊やきかそか 縁故節
 「蛍飛びます 蛍飛びます
  鎌田の水によ(アリャセコリャセ)
  鳴かぬ哀れが 鳴かぬ哀れが
  身をこがす ションガナ」
 サーアサ 唄うから ねんねしな