『帰れソレントへ』 イタリア民謡 ハ短調 |
(芙龍明子訳詞「帰れソレントへ」) うるわしのソレント 海原はるかに 夕もやたなびき 思い出誘う オレンジの香り ほのかにただよい 森の緑にも 風はささやく 今はただ一人 過ぎし日しのべば 砕ける波音 寂しく響く 帰れ君 故郷(ふるさと)の町 このソレントへ 帰れよ うるわしのソレント 海原はるかに 歌声流れて 夢路に誘う 海の精(せい)シレーネ 妙なるその歌 やさしくいざない 君を招くよ 今日もただ一人 窓にたたずめば 星かげ夜空に 寂しく光る 帰れ君 故郷の町 このソレントへ 帰れよ |
『帰れソレントへ』 イタリア民謡 ハ短調 |
野神 彰作詞訳「帰れソレントへ」 海原はるけく 離れし春秋 心に忘れぬ 恋しき山よ 我が家の園には ほのかに今なお オレンジの花の はなやぎ匂え *いつの日我また 帰りてあるべき *入日の港に たたずむ時ぞ *夢見るは 母の姿よ *帰れソレントへ 今こそ カモメは舞い飛ぶ 夕べの岬に 思いをひそめて 過ごせし昔 若葉の木陰に スバルは見えつつ 哀しかりし日の 思い出遠し *いつの日我また 帰りてあるべき *入日の港に たたずむ時ぞ *夢見るは 母の姿よ *帰れソレントへ 今こそ |
ハ短調合唱
ハ短調ピアノ演奏