甲州種

石和みれん

作詩 若杉藤夫 作編曲 菊地恒夫
        

 唄 若尾 藍

1 風に舞い 花は散る
  あなた待つ身の 湯の町桜
  凍る風の音 聞きながら
  湯の香にじんだ 黒髪すけば
  ああ 石和みれん 春の宿

2 露にぬれ 夜に咲く
  あなた恋しい 面影花火
  燃えて彩る 水かがみ
  鵜飼灯りは 笛吹川か
  ああ 石和みれん 恋の蝶

3 夢に逢い 情に泣き
  おんな心が ひとしお沁みる
  宿の窓辺に まどろめば
  秋はぶどうの 思い出景色
  ああ 石和みおれん 花紅葉

鵜飼