1、富士登山をするときには、麓から山頂までの歩行に十時間以上を要するので、草鞋を草鞋を履き、金剛杖に鈴をつけてあるき、浅間神社で無事を祈願して、上りました。七、八合目になると非常に厳しく、六根清浄の大合唱をすることで体に宿るエネルギーを放出することができ登頂できました。
2、吉田口からは、三百五十年ほど前に先人が植林した諏訪の松が続きます。その大きな松の木を見ながら鈴をならして歩きました。 富士に寄せて 『六根清浄』 作詞 小山田利男 作曲 倍田敏江 |
1夫婦檜と太郎杉 浅間神社に無事祈願 六根清浄 六根清浄 2吉田口から諏訪の松 先人の声 風の声 六根清浄 六根清浄 3中の茶屋から馬返し れんげ躑躅の 紅い花 六根清浄 六根清浄 4昔を偲ぶ茶屋の跡 石碑並ぶ奥の宮 六根清浄 六根清浄 5女人天上に阿弥陀堂 遥か頂き仰ぎ見る 六根清浄 六根清浄 6フジノハタザオ フジアザミ 流れ砂利道ふみしめて 六根清浄 六根清浄 7雲の切れ間を振りかえりゃ 麓の山並み下に見る 六根清浄 六根清浄 8胸突き八丁 岩の山 鳥居くぐりて汗ぬぐう 六根清浄 六根清浄 9杖を便りに頂の 御鉢巡りて無事登山 六根清浄 六根清浄 10雲を突き抜けて立つ山は 三国一の富士の山 六根清浄 六根清浄 |