富士川悲歌

作詩・作曲 牛若創太郎
         
平成25年

唄 山川まもる

  富士川流れる 岸辺に立てば
  春まだ遠き 霜ばしら

  枯れた古木に 降り積もる

  淡雪の儚さよ わが恋に似て

  短い命 惜しみつつ

 2 富士川辿れば 遠くに見える
  連なる山の 気高さよ

  夢に溺れず 耐えている

   汚れなきその姿 この身に重ね
  変わらぬ想い 今も抱く

 3 富士川下れば 広がる景色
  彩とりどりの 草や花
  人の運命も それぞれに
  悲しさと喜びが 入り乱れ咲く
  心を映す 春がすみ