笛吹川の音 |
春の笛吹 桃源郷 花まつり さざ波のように幾重にも広がる桃の花 南アルプスの白い 残雪遠くに望み ピンクの絨毯分け入る君が 春色に染まる 石和温泉 雅 花火 夏まつり 浴衣の君の 瞳の中 映る 夢花火 甲斐の千年の都 歴史を今に伝える 鵜飼かがり火 笛吹川が古に染る 川は激しく 時に姿 変えてゆく その時々の 移り行く時代刻みながら 人は川に生きそして 川に夢を流した それは遥かに海へと続く遠い道しるべ 母に届きますように祈る笛吹童子 権三郎の悲しき笛の音 川面を渡る 川のほとりに君と二人 たたずみ 時をわすれ笛吹きワインを傾ける ワインのほのかな香り グラスに広がる波紋 遠い昔のかすかな笛の音聞こえた様な 甲斐の千年の都 歴史を今に伝える 戦国絵巻 川中島が 古に染まる *巡る季節は岸辺の色を *つづれおりに染めてゆく *笛吹川の瀬音につつまれ今君と二人 *繰り返しし |