この楽曲につきましては作曲者のご子息の渡邊真史様から
歌詞の確認をしていただき多大なお力添えを頂きました

  田野の里巫女の舞

 作詞 成瀬佐千夫 作曲 渡辺和男
          編曲 中島昭二
    
     唄 若尾 藍

1.梢を分ける 風消えて
  夜空は遠く 雲深し
  悲運の人を 天正の 
  天目山に 偲ぶ日よ
  ああ 田野の里 巫女の舞
  
2.流転の姿 日川の
  淀みに浮かぶ 夢語り
  御姫が淵の 泡沫と
  あえなく消えし 空しさよ
  ああ 田野の里 巫女の舞
    
3.満つれば欠くる 人の世の
  諸行は無情 儘ならぬ
  花散る弥生 闇なれば
  文目も見えぬ 侘しさよ
  ああ 田野の里 巫女の舞
  

武田勝頼終焉の地

大善寺から甲州街道を東へ進むと日川の渓谷は狭まっていき、史跡や伝説が多くなる。
「理慶尼記」によると3月4日には笹子峠の登り口の駒飼に着いたとあるが、実際に
は日付も場所も定かではない。
いずれにしても郡内岩殿城へ勝頼を迎え入れる為の
準備といって、先に行った小山田信茂は待っても迎えをよこさず、3月9日の夜に、
ひそかに人質を奪って逃げ、勝頼一行に鉄砲を撃ってきたので、そこで勝頼は謀反を
知ったとある。

やむなく勝頼は武田氏ゆかりの天目山へ向かって日川渓谷沿いに田野という村落まで
登っていった。

ここ鳥居畑古戦場は3月11日早朝、山麓より織田信長の先鋒滝川一益、河尻鎮吉ら
の軍勢約四千に追撃され、激戦を交えた場所といわれる。