武田慕情

作詩 小林一雄 作編曲 原 賢一

昭和38年前後

 唄 佐藤美恵子
詩吟 加藤国花

1 笛吹き河畔 恵林寺に
  静かに眠る 機山公
  天正語るか 兼ねの音は
  双葉はかおる 双葉はかおる
  卑劣な敵の 焼き討ちに
  ああ炎ゆる山門 生き地獄  


 詩吟 恵林寺懐古


  機山菩提 黒煙山門
  悲憤鐘音 心魂呼應
  三界無安 火宅不変
  快川唱吟 山水詩華


2 遠き昔を 偲ぶれば
  武田の夢は むなしくも
  天目山の 露と消え
  名残りの鎧 面影を
  ああ見るも切ない いくさ旗

   
3 甲斐の源氏の 若武者が
  信濃の山野 花と散る
  斜陽の流れの 影おとし
  武将の姿 いたましく
  ああ武田三代 悲運なり