昇仙峡恋唄
 
作詞 山岡正夫  作曲 望月吾郎


昭和??年

唄 清水きよみ

1 忘れられない 思い出を
  のせて幌馬車 渓谷をゆく
  あいた座席は あなたなの

  みどりの雨が 胸をさす
  ああ さみだれ岩の ほととぎす
  
2 霧たちのぼる 深い渓谷
  仙娥滝にかかった 虹の橋
   恋のしぶきに ぬれた手に
  夫婦木さまの お守りを
  ああ やさしく包んでくれました
  
3 御岳おとめの もの語り
  きめた心が さわぎます
  私の道は ただひとつ

  水の青さが 身をつつむ
  ああ長潭橋の かじか笛

 

天下の奇勝昇仙峡
 かって日本観光百選で、渓谷の部の日本一に推された昇仙峡は、四季おりおりの渓谷美ーとくにそのきぼと奇岩・奇石の変化の妙がすばらしい。
 明治の文人、大町桂月が「九州の耶馬溪を凌ぐ」と激賞したが、入口の天神森から幌馬車に揺られて鈴の音を聞きながら行くときさながら仙境に遊ぶ感がする