りんご(林檎)のお話 

バラ科、中国天山山脈から北部コーカサス地方へ渡り、ヨーロッパに広まりました。イギリスが大産地で移民とともにアメリカに渡りました。栽培果実としての歴史は古く、8000年前の炭化した林檎がトルコで発掘されています。日本には平安時代に中国から入り、当時は和りんごと呼ばれていました。日本での本格的な栽培は明治時代になってからです。アメリカ品種やヨーロッパ品種を栽培していましたが、定着したのはアメリカ品種のほうでした。外国品種の導入や改良して、日本独自の品種の栽培は戦後になってからでした。

リンゴの種類は、早生種(つがる)、中生種(ジョナゴールド・紅玉・北斗)、晩生種(王林・ふじ・陸奥など)に分けられます。水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています。コレステロール排泄、整腸作用、糖質吸収作用があります。酸味はリンゴ酸、クエン酸で乳酸を減らすので、疲労回復、肩こり、腰痛を軽減させます。

良いリンゴを選ぶコツは、実が良くしまっていて形が整ってツルがピンとして太いもの。袋かけの有無や品種で違いはありますが、下の方(花落ち)まで赤いものです。完熟リンゴは花落ち部分に穴が開いたような空洞ができています。リンゴの保存は温度差を嫌うので、ビニール袋に入れて密閉して冷蔵庫へ。エチレンガスを多く発生させるリンゴは傷みやすくさせるので他の野菜・果物と一緒にしない方がいいです。

実の回りについている白い粉状とベタベタは農薬ではなく、乾燥から実を守るためにリンゴ自身が出しているロウ物質です。リノール酸、オレイン酸が増えて皮に含まれている物質を溶かしてベタベタするのです。

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