開催日 4月29日
冨士御室浅間神社の「流鏑馬(やぶさめ)神事」は、900年以上の伝統があり、八幡太郎義家(源義家)の弟、新羅三郎義光(甲斐源氏の遠祖)が「後三年の役」の戦勝を祝って奉納したのがはじまりです。その後、勝山を中心に大原七郷の氏子によって盛大に奉納され祭政一致の時代をつくりあげました。明治の改革、四民平等、家格貴賎の別撤廃、また日清戦争などにより大原七郷の村出金が整わず、度々休止、復活を繰り返しましたが、遂に明治30年を最後に中断しました。昭和55年4月に84年ぶりに復活しました古式ゆかしい「武田流やぶさめ」を中心として、住民総参加のふるさと祭りとして毎年開催され現在に至っています。
富士山やぶさめ祭り
作詩 沢登初義 作曲 山本丈晴
昭和??年
唄 三波春夫
1 鹿の行縢(ムカバキ)きりりと締めて
弓矢かざせば いななく神馬
富士も晴れたよ 大原七郷
御室浅間 御室浅間
やぶさめ祭り
2 桜真盛り いざ御召覧
心ときめく やぶさめ太鼓
祭神木花 姫君様へ
よせる人波み よせる人波み
やぶさめ祭り
3 駒は甲斐駒 富岳の育ち
腕は武田の 筋金仕込み
満としぼった 鏑矢 鷹羽
甲斐の勝山 甲斐の勝山
やぶさめ祭り