どっこいしょ節

1 どっこいどっこい節ゃ
  どこからはやる
  西保中牧諏訪三富
  ドッコイショ
 *ソウダマッタクダヨ
  ウソジャナイ ドッコイショ


2 わしの心と 塩山山は
  ほかに木がない 
  松ばかり
 *繰り返し


3 来たら寄っとくれんけ
  大嶽山のふもと
  わしの生まれは赤の浦
 *繰り返し


4 西保早よでた すみ付け孫も
  さしで咲くだにゃ
  酔いもする
 *繰り返し

「どっこいしょ節」は東山梨郡牧丘町・同三富村に伝わる盆踊り唄である。三富村では「盆踊り唄」と呼び、牧丘町では囃子詞から「どっこいしょ節」という。三富村と牧丘町では曲節やおどりに多少の違いがあるが、江戸時代から明治・大正にかけて「盆踊り唄」して大流行した。
昭和のはじめ頃から木曽節の流行によって次第に唄われなくなたが、最近復活が図られている。唄は歯切れのよい軽快なリズムである。
この唄は、土地の古老の語るところによれば、安田三郎義定が源頼朝の怒りに触れて小田野城に蟄居したとき、農民が、この唄と踊りで義定公を慰めたともいい、また一説には、安田義定が小田野城築城に際して農民とともに踊った農兵踊り・武者踊りであるともいう。